【株式会社やまと】
児童養護施設での「きもの記念撮影会」を実施しました

 株式会社やまとは、清瀬市にある児童養護施設「⼦供の家」にて、2023年11⽉26⽇(⽇)に七五三やハタチを迎える⼈たちを対象とした記念撮影会を⾏いました。⽇本では⼈⽣の節⽬にきものを着てお祝いをすることは、多くの⽅が⾏事の1つとして楽しまれており、児童養護施設の⽅たちにも同じように、きもの⽂化を楽しみ撮影を通して思い出を残して欲しいという想いから2021 年よりスタートしました。ヘアメイクから着付け、撮影までを無償で⾏なっており、美容師や着付け師の⽅々のご協⼒のもと実施をしています。

▼過去の実施はこちらから

 「⼦供の家」の撮影会は今回で3年⽬の実施となり、今年は5歳の男の⼦2名、20歳の男性3名、20歳の⼥性1名の計6名の⽅々に参加いただきました。会場となる施設の⼀室に着くと、まずはヘアメイクからスタート。今回は人気サロンTWIGGY.のスタッフの皆さまにヘアメイクを担当いただきました。

 やまとの⽤意したきものや、着⽤して来たスーツに合わせたヘアメイクをするだけでなく、今回は特別に⼦どもたちに合わせたヘアカットまで⾏っていただきました。じっとしていられるかと⼼配された5歳の男の⼦たちも、プロの美容師に髪を切ってもらうという特別な体験に笑顔で鏡を⾒ていました。

 ヘアメイクが出来上がると次は着付け。今回のきものは「選ぶ楽しみ」も体験していただくべく、事前にそれぞれの好みを伺い、それに合わせてやまとの商品よりセレクトしたものを着ていただきました。撮影会で⽣まれてはじめてきものに袖を通す⽅たちも多く、本格的な着付けに少し⼾惑いながらも、徐々に完成していくご⾃⾝の姿を会場で嬉しそうに⾒ていたのが印象的でした。

 着付けが出来上がり撮影場所に移動すると、⼦供たちの晴れ姿で⼀気に会場が華やぎ、関係者の皆さまの「素敵!」「かっこいい〜」などの声かけに、⼦供たちも少し照れながらも嬉しそうにされる様⼦が⾒られました。

 撮影が始まると最初は慣れないきものとカメラに緊張した様⼦でしたが、関係者の皆さまに温かく⾒守られ、シャッターが切られるごとに徐々に表情もほぐれて⾏きました。職員の⽅や同じくお祝いを迎えた⽅同⼠、今は離れて暮らしているご家族との記念写真も撮られ、沢⼭の思い出を残していただくことができました。参加いただいた皆さんからは「楽しかった!」や「ハタチの記念に良い思い出ができました」などと話していただき、⾒学に来ていた来年ハタチを迎えられる⽅からも「来年が楽しみ!」という嬉しい⾔葉をもらい、私たちにとっても⼤きな励みとなる1⽇になりました。

■ヘアメイク
⽯原華光(TWIGGY.)
佐藤楽(TWIGGY.)
松尾美聡(TWIGGY.)
■着付け
枝⽐呂⼦(THE YARDプレス)
井伊百合⼦(THE YARDスタイリスト)
■カメラマン
榊原基⽂(出張撮影HUGTIME)

 今回実施した「⼦供の家」では、毎年撮影会が⾏われていますが、児童養護施設によってはきものを着て前撮りを⾏いたいと思っても、時間や⼈員に余裕が無く実施が難しいことが現実です。本撮影会は多くの⽅のご協⼒の上で成り⽴っています。この取り組みが広がり、多くの⽅にご協⼒いただくことで、より沢⼭の⼦どもたちを笑顔にしたいと考えています。これからも私たちやまとは、誰しもが当たり前にきものを楽しめる世の中を⽬指し、⼈々の前向きな気持ちを⼤きくするためのチャレンジを続けて参ります。

私たちは、やまと。

きもので心踊る夢を実現していく会社です