あるひとときを想起し、思慕の情がわき上がる瞬間が日常には溢れています。
少し手間を有するきものですが、そんな手間を愛しいと感じられたエピソードをお届けします。

第25回目となる今回は、BAYCREW’S PR の市川綾子さんにお話を伺いました。

Q. きものを好きになった、または着るきっかけになった理由がございましたらお聞かせください

実家では桐の箪笥にきれいにしまってある母の着物がうらやましくて仕方ありませんでした。でもなかなか着る機会がなく、着物を着ること自体が憧れでした。
また長く洋服の仕事をしていますが、以前より周りから『和服が似合いそう』と言って頂ける機会が多く、興味を持ち、4年ほど前に友人に誘われてTHE YARDさんの着付けの初心者レッスンに通わせて頂いていました。妊娠、出産からのコロナ禍でしばらくお休みしておりました。

Q. THE YARDのきものを着て、どのように感じられましたか。

以前、レッスンに通わせて頂いていた時もそう思っていたのですが、THE YARDさんに置いてある着物や浴衣は華美過ぎず、でも背筋がしゃんとする“ちょうどよい”感覚があります。伝統的なものを重んじる必要もあるかと思いますが、少しだけ肩の力を抜いて装えるので初心者でも臆することなくチャレンジできる、そんなことを感じました。

Q. 今回のきものを着て、どのような時間をお過ごしになりたいですか

友人同士で着て、おいしいランチにゆっくりと行きたいですね。
もちろん子供は留守番です(笑)。

お互いの小物合わせなどを見ながら『次に着る時はこうしたい』など妄想を膨らませられるような女子同士の会話を楽しみたいです。

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