THE YARD
はじめての、きもの vol.23
あるひとときを想起し、思慕の情がわき上がる瞬間が日常には溢れています。
少し手間を有するきものですが、そんな手間を愛しいと感じられたエピソードをお届けします。
第23回目となる今回は、Fashion director & Editor の発田美穂さんにお話を伺いました。
Q. きものを好きになった、または着るようになったきっかけを教えてください。
祖母も母も着物好きで、祖母は昭和の時代にも普段から着物を着ているような人でしたので、着物は身近な存在でした。特別なシーンでは祖母や母の着物を着ることもありますが、まだまだ知識もなく、これから年齢を重ねるにつれて着物を着る機会をもっと増やしたいと思っているところです。
Q. THE YARDのきものを着て、どのように感じられましたか。
私が普段着ている服の色に近いイメージのものを選んでいただいたとのことで、大好きなブルーの着物だったのでとてもしっくりきました。帯揚げは着物と落ち着いたトーンで馴染むブルーグレー、帯締めと帯留めは差し色の感覚でオレンジを選びました。洋服のようにスタイリングするのが楽しかったです。
Q. 今回のきものを着て、どのような時間をお過ごしになりたいですか
レストランやホテルのラウンジで、のんびりお茶とか(あるいはシャンパンとか!)飲みたいです。自分も特別な気分になれて、場も華やぐのは、着物ならではだと思います。
発田 美穂/Miho Hotta
大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)勤務を経て独立。雑誌、広告でエディトリアル&ライティングを手掛けるほか、ファッションブランドのディレクターとしても活躍。WEBマガジンでのコラムの連載、自身のWEB内コラム(mihohotta.com)、インスタグラム @mihohotta_editorも随時更新中。
スタイリングアイテム
きもの:久留米/十字絣/真空色
名古屋帯:染め名古屋帯/伊勢型/葉
帯留 : Kenichi Kondo/みかん
帯〆 : 二分紐/橙
帯揚 : ちりめん帯揚/紺
履物 : グレー
バッグ : Hender Scheme not eco bag wide ホワイト