サステナブルについてお伝えする連載も今回で3回目。
Vol.3では、やまとが取り組んでいる活動から一部ピックアップして、詳しくお伝えいたします！

その前に…
「サステナブル（サステナビリティ）」を語る上では欠かせない、「SDGs」という言葉。
こちらも最近よく目にする方は多いのではないでしょうか。

私たちやまとは、国際社会の一員としてSDGsを支援しています。

やまとは企業としてのマテリアリティ（重要課題）として、

• １　地球環境負荷の軽減
• ２　商品（ものづくり）のこと
• ３　人のこと

を掲げ、それぞれの解決に向けてサステナブルに取り組んでいます。→詳しくはこちら

例えば [Vol.2 やまとがサステナブルに取り組む理由とは？] にてやまと社長・矢嶋も触れていた、「エコビズボックス」。

やまとでは2019年より社内の物流において、使い捨てのダンボールの使用をやめ、繰り返し利用可能な配送ボックス「エコビズボックス」を使用しています。

また、ダンボールだと解体に手間がかかりますが、エコビズボックスだと一瞬でコンパクトにたたんで収納することができちゃうのです。楽ちん…！

ゴミの削減で地球に優しいだけでなく、従業員にも優しい…まさにサステナブル！

■ きもの文化を護る取り組み

また、一緒にものづくりをしている さんち への支援として＜後継者育成事業＞にも取り組んでいます。

現在きもの業界では、手織り、手染めの工程を要するさんちを中心に、つくり手の高齢化と後継者不足が課題とされています。
やまとと一般財団法人 きものの森は、日本の伝統さんちを守るべく、さんちの後継者育成事業を支援しています。

きもののさんちは全国に多数あるのですが、まずは第一歩として石川県・加賀友禅 作家、ならびに鹿児島県・奄美市両産地の本場大島紬 織工の育成プログラムがスタートしています。

加賀友禅は、さんちが認定する落款登録作家のみが生産することができます。
しかし、加賀友禅作家への道のりは険しく、なかなか新しい作家が誕生しておらず、近い将来に加賀友禅の消滅が危惧されています。
そこで2017年4月より、制作費と制作環境をサポートし、作家育成に取り組んでいます。

また、本場大島紬の織工には、高度な技術の習得が求められます。
織工の高齢化も進んでいることから、さんちの組合や行政と協議を重ね、新しい織工の育成事業として「大島紬技術養成所」、「本場奄美大島紬技術専門学校」を2018年に開校しました。

伝統的な技術を未来の日本へ残していくために、やまとはものづくりを繋いでいく取り組みをこれからも行っていきます。

次回は、やまとで行っているサステナブルなサービスや商品をご紹介いたします！