<株式会社やまと>
東京都・⼩笠原村⽴⼩笠原中学校にて「オンラインゆかた着付け授業」を⾏いました

<株式会社やまと>
東京都・⼩笠原村⽴⼩笠原中学校にて
「オンラインゆかた着付け授業」を⾏いました
<株式会社やまと>
東京都・⼩笠原村⽴⼩笠原中学校にて
「オンラインゆかた着付け授業」を
行いました

 株式会社やまとは「きものや⽇本⽂化が誰にとっても、⾝近に楽しめるものであってほしい」という想いから、撮影会やイベントなど様々な取り組みを⾏っています。その⼀環で、きものや⽇本⽂化を理解する機会提供として、学⽣の皆さんへ向けた「着付け授業」を実施しています。

 今回は、東京都・小笠原諸島 父島にある「小笠原村立小笠原中学校」で実施いたしました。

 父島は東京都心から約1,000km離れた南の島。空港はなく、東京・港区の竹芝桟橋から船で24時間、一週間に一回の定期船が運航されています。

 今回の授業実施のきっかけは、小笠原中学校 家庭科教諭の前田さまがやまとの取り組みの記事をご覧になったことから。

 前田先生の「離島の子どもたちにも和服の良さを、着付けの体験から感じてほしい」という想いに共感し、小笠原中学校とやまと本社ビルをオンラインで繋ぐ着付授業が実現しました。

授業の様子

 授業では、全員で⼥性ゆかたの着付け・半幅帯結びを実践。教室内にはモニターを3カ所設置し、やまとのスタッフが着付けの流れやポイントをレクチャーしていきます。
 初めての着付けで、慣れない動きに四苦⼋苦する⽣徒さん、器⽤に進める⽣徒さん、互いに声を掛け、学び合いの場⾯もみられました。着付け授業も終盤、「難しい!」「どうなってるの?」と苦労された皆さんも、着付けを終える時には「できた〜!」と達成感にあふれ、互いの着姿を褒め合う嬉しそうな笑顔が印象的でした。
 初めてのオンライン着付け授業は、やまとスタッフが直接現場でサポートできない為、島⺠の⽅のご協⼒もいただきました。20数名の着付けの進捗度を細やかにフォローいただいたのは、前⽥先⽣よりお声がけいただいた⽣徒のお⺟様やお茶の先⽣といった4名の⽅々。先⽣の熱意と島⺠の⽅の協⼒、地域⼀丸となって開催できたアットホームな授業となりました。

夏休みの思い出にゆかたを

 今回の授業で使⽤したゆかたと帯は、やまとより⼩笠原中学校に寄贈いたしました。中学校では、授業以外でも気軽にゆかたに触れてもらえるよう、夏休みの期間に⽣徒・島⺠の皆さんに向けて無料レンタルを実施。20名近くの⽅がレンタルされ、数年ぶりに開催された盆踊り⼤会にお召しになられるなど、夏の思い出にやまとのゆかたをご着⽤いただきました。

 今回、オンライン授業という形で実施したことで、新たなつながりが⽣まれただけでなく、授業を越えて島⺠の皆さんにも、ゆかたをお召しいただき、島⺠の皆さんの繋がりの強さや、きものの持つ魅⼒と可能性を感じることができました。今回の着付け授業のような和装を体験する機会が当たり前になり、「きもの」が誰にとっても気軽に楽しめるものになるよう、これからもやまとは様々な取り組みを⾏ってまいります。

私たちは、やまと。

きもので心踊る夢を実現していく会社です