きものやまと
KIMONO STORY 私ときもの Vol.02
「私の人生を彩った、私のきものストーリー」をお伺いしていきます。
今回は育児とお仕事の両立もされながらも、イスラエル発の実践を意識した格闘術である「クラヴマガ」のインストラクター資格を取得し、日々が充実した毎日を送られている倉澤 比奈子さんにお話を伺いました。
また、「これから着たいきもの」として、きものやまとのきものにもチャレンジしていただきました。
Q. このきものにまつわる「ストーリー」を教えてください。
このきものは私の母が、私が結婚するときに合わせて作ってくれたものです。
最初は何も聞かされておらず、「今もう仕立ててるから」と突然言われ驚きました。
色々見た中から、私に似合うものを見つけてくれていたようで、それを後から知ってとてもうれしかったことを覚えています。
今まではハッキリとした雰囲気のきものを着たことが多かったので、このきもののやさしい雰囲気は新鮮でした。
Q. どんな時にこのきものを着ましたか?
昨年初めて娘の七五三で着ました。
それまでに着たことがあったきものは成人式の振袖で、黒地に華やかな古典の柄でしたので今までにない色目のこのきものが着こなせるか不安でしたが、周りの方からも褒めていただきました。
自分自身もとても素敵だと感じましたし、母なりに私の体形や雰囲気を考えて選んでくれたことにとても感謝しています。
何より、自分の娘の初めての記念の日に着られたことがとても良い思い出になりました。
きものを着た記念の日は、特に印象に残る思い出となりました。
倉澤さんに「きものやまと」のきものを着ていただきました。
Q. これからどんなシーンできものを楽しんでいきたいですか?
フォーマルな席でももちろんですが、帯を代えてカジュアルダウンしたコーディネートで着たり、私の母、私、娘の親子三代で一緒に着てお出かけしたりしたいですね。
この辻が花の付下げ訪問着はきもの自体に華やかさがあるので、ヘアスタイルなどを作り込みすぎなくても大人の雰囲気で着られそうだと思いました。
これからの私の年代ではお祝い事が多いので、そんなときのとっておききものとして素敵だなと思います。
きものは心に余裕をもってこそ楽しめると思うので、常に余裕を持ちながら生活していきたいです。
倉澤 比奈子
東京都出身
大学卒業後、働きながらも2006年 きものの女王コンテストへ参加、東京都代表に選ばれ、2007年には全日本きものの女王グランプリを受賞。
2009年にはミスインターナショナル日本代表ファイナリストに。
現在は育児と仕事を両立させながら、「クラヴマガ」インストラクターとしても活動中。
今回着用したきもの
きもの:やまと辻が花 ¥219,000+税(お仕立て付き)
帯:¥99,000+税(お仕立て付き)