＜株式会社やまと＞奄美大島本土復帰70周年を記念したゆかたを発表

2023/04/20

＜株式会社やまと＞奄美大島本土復帰70周年を記念したゆかたを発表

2023年6月1日（木）より販売開始

株式会社やまとが展開する＜YAMATO Tsunagari Project＞より、鹿児島県の奄美群島が日本復帰70周年を迎えることを記念して、奄美大島の豊かな自然をイメージした限定デザインのゆかたを販売いたします。

特設サイト

今回奄美大島日本復帰70周年を記念し、株式会社やまとでは＜YAMATO Tsunagari Project＞として、奄美大島の自然からインスピレーションを受けたデザインで限定ゆかたを製作しました。
デザインのモチーフになっているのは、奄美を代表する７種の鳥と植物。ゆかたと同じ柄で、シャツと手ぬぐいも展開します。愛らしい自然とともに、今年の夏をお過ごしください。

今回売上の一部を奄美群島の自然保護に役立てるため、「奄美群島広域事務組合」への寄付を予定しています。

● ものづくりに至った背景

群島の一つである奄美大島は、豊かな自然や独自の文化が魅力です。そんな奄美大島は1953年12月25日、終戦後続いていた米軍統治から日本に復帰しました。第二次世界大戦および終戦後の米軍統治により、厳しい生活を強いられていた奄美。「本場大島紬」も例外ではなく、一時は生産反数が0になるなどの事態に直面。そんな中でも「本場大島紬の伝統を絶やしたくない」というつくりり手の熱意により、その中でも守り続けられてきた「本場大島紬」は、多くのファンから愛されている織物です。本土との交流が戻ると「本場大島紬」の生産も飛躍し、最盛期には年間28万反を生産するまでに復活を遂げました。

株式会社やまとは、大正6年の創業より全国のきものさんちと共にものづくりを続けています。中でも「本場大島紬」は、1999年以降株式会社やまと全体で累計約10万反を販売してきました。

現在では、様々なさんちで作り手の高齢化と後継者不足が深刻な問題になっていることから、行政と連携して本場大島紬技術専門学院を設置し後継者育成の取り組みを行っています。復帰70周年の節目の年を迎えるにあたり、様々な困難を乗り越えてきたつくり手の想いや歴史を伝え、奄美大島と「本場大島紬」の魅力をたくさんの方に感じていただきたいと考えています。