ニュース

きものテーラー<THE YARD>23年 夏の新作ゆかた、夏きものを発表

2023年3月27日(月)より販売開始

株式会社やまとが展開する、“⽩シャツのように着る、新しい⽇常をつくるきもの”をコンセプトとするブランド<THE YARD>が2023年春夏コレクションを発表。3月27日(月)より、外苑前にあるTHE YARD路⾯店及びやまとオンラインストアにて販売を開始いたします。

⽇本の伝統的な染めや織物のさんちの伝統や魅⼒を⼤切にしながら、現代のライフスタイルやカルチャーに溶け込むシンプルで洗練された装いを提案するTHE YARD。これまできものとは無縁だと思っていた⼈にこそ、⾝につけて、新しいライフスタイルを体験していただきたいという思いから2015年にスタートしました。

今回の夏のテーマは「宵のいろ」。暮れゆく夏の空模様を装いに表現いたしました。

「宵のいろ」のテーマに寄り添い、夏に着⼼地も良く、お⼿⼊れも簡単な⽊綿や綿麻の反物をご⽤意。性別を問わず反物からのお誂えをお楽しみいただけます。

また、ブランド拘りのカラーオーダー⻑襦袢は夏場はもちろん、通年使⽤可能な麻素材を使⽤。半世紀以上続く染⼯所、「近藤染⼯」とタッグを組み、限定カラー全10⾊からお好きな⾊をお選び頂き、きものの装いならではの遊びを楽しんでいただけます。

THE YARDの提案する春夏の装いを、是⾮ご覧ください。

● 春夏商品を⼀部ご紹介

【絞りゆかたと夏帯】

■ ゆかた 有松鳴海絞り 宵 / 79,200円(税込)⼿仕上げミシン仕⽴て付き

様々な絞り技法を組み合わせて柄を表現する有松鳴海絞り。絞りを施すことにより⽣地表⾯に凹凸ができ、肌との接地⾯が少なくなることで清涼感が⽣まれます。綿の肌触りが優しく、やわらかな着⼼地が魅⼒です。
宵の空模様をイメージした直線的な幾何学柄はどんな帯とも相性が良く、お好みの着姿を演出してくれます。

■ 夏帯 ⽶沢 かげろう / 108,900円(税込)お仕⽴て付き

和紙と絹⽷の素材を活かした、⾒た⽬にも涼しげな夏の名古屋帯です。ポイントで⾚、ピンク、茶といった異なる3⾊の⾊⽷を使⽤。着姿のアクセントになります。ゆかただけでなく、夏きものにももちろん合わせて頂けます。

【絞りのゆかたとミンサー帯】

■ ゆかた 有松鳴海絞り ⾵⾞ 甕覗 / 79,200円(税込)⼿仕上げミシン仕⽴て付き

THE YARDらしいシックな⾊味で繊細な絞り模様が魅⼒的な絞りのゆかた。絞りを施すことにより⽣地表⾯に凹凸ができ、肌との接地⾯が少なくなることで清涼感が⽣まれます。綿の肌触りが優しく、やわらかな着⼼地が魅⼒です。

■ ⼋重⼭ミンサー 四⼨帯 / 49,500円(税込)

沖縄の⼋重⼭諸島全域で作られる帯です。四⾓の絣模様を5つと4つを組み合わせ、帯の端部分をムカデの⾜に⾒⽴てて、「いつ(5つ)の世も(4つ)⾜繁く通って下さい」という意味があります。THE YARDで取り扱っているミンサー帯は天然染料を使⽤し、全て⼿織りで織り上げられています。

【ゆかたと帯と夏⽻織】

三重県鈴⿅市⽩⼦にある⽼舗型紙屋にて、何百枚もの型からセレクトし、京都で染めて頂きました。⼀⾒無地のように⾒えますが、幾何学調に変化させた格⼦の柄が特徴的なゆかたに仕上がりました。

福岡県は博多、⽂久元年(1861年)創業のにしむら織物にて製織。双撚(もろより)とは、2本以上の⽷をひきそろえて、下撚りと反対⽅向に撚り合わせた⽷のことをいいます。絹⽷の撚り⽬と光沢が際⽴つ繊細で奥深い織味を表現しました。

【ゆかたと⽻織、帯】

近江の⿇⽣地は室町時代より⿇織物を産する地域として知られている、滋賀県の湖東地域で作られています。明治の頃より改良を重ねた近江縮は、織り上げた⽣地を揉みこむことにより、独⾃の凹凸形状をもつ「シボ」を表現。濃淡により⼤胆なストライプ柄をあしらっています。襦袢を着る事で夏のきものとしてもお召頂けます。

また、反物から⽻織のお仕⽴ても可能です。THE YARDでは男⼥共にきものと同じ⽣地での⽻織のお仕⽴てもご提案しています。夏だけでなく単⾐の時期にも着⽤頂くことができ、着姿のシルエットも美しく⾒せてくれる重要なアイテムです。

⽩地に紺⾊の縞模様の上から全体に茶⾊の染料を重ね、深みのある仕上がりとなりました。元の紺⾊部分を濁らせないよう、しかしながら⽩地には薄茶として引き⽴つよう、京都の染め職⼈による絶妙なバランスと技術が伺えます。柄は三重県鈴⿅市⽩⼦の⽼舗型屋にて、何百枚ものの型紙からセレクトしています。

【THE YARD オリジナル のめり下駄 畳表】

■ のめり下駄 畳表 各種 / 31,900円(税込)

浅草の⽼舗の履物店、⾼橋慶造商店とオリジナル下駄をお作りいたしました。「のめり」とは歩きやすいよう、前の⻭が斜めに付いている形状の下駄のことを⾔います。「前のめり」になることから、「のめり」と⾔われている由来もあり前⻭が斜めに切り出された形も特徴的です。
この度はのめりの台にTHE YARDのゆかた、夏きものの⽣地を使⽤した⿐緒を挿げました。

【THE YARD×近藤染⼯ カラーオーダー⻑襦袢】

■ カラーオーダー⻑襦袢 絹

居敷当て・⽩半衿(正絹)付き / 86,900円(税込 / ⼿仕上げミシン仕⽴て代込)

■ カラーオーダー⻑・襦袢 ⿇

⽩半衿(ポリエステル)付き / 64,900円(税込 / ⼿仕上げミシン仕⽴て代込)
創業より半世紀以上続く染⼯所、近藤染⼯にて、THE YARDの世界観に合う⻑襦袢を、お客さま⼀⼈⼀⼈に合わせて染めていただいております。
素材は、⽇常のきもの姿によりそい、季節問わずお召しいただける「⿇」、かしこまった装いにも相応しく、とろける様な肌触りの「絹」の2種類からお選びいただけます。約1000ほどあるとされている⽇本の伝統⾊の中からTHE YARDらしい10⾊をご⽤意しています。
※約45⽇程度のご納期をいただいております。

【⼀般販売開始】
2023年3⽉27⽇(⽉)~

【取り扱い店舗情報】
THE YARD
〒150-0001 東京都渋⾕区神宮前3-36-26
TEL:03-5843-1063
営業時間:11:00〜19:00
定休⽇:⽕曜・⽔曜 (祝⽇の場合営業)

※⼀部商品 やまとオンラインストアでもお取り扱いしております。

THE YARD(ザ・ヤード)とは
“⽩シャツのように着る新しい⽇常をつくるきもの”をテーマに株式会社やまとから⽣まれたブランド。現代のライフスタイルやカルチャーに溶け込む新しい「きもの⽂化」を⽬指し、“⽇本”だからこそ実現できる着物の伝統と魅⼒を⼤切にしながら、きものの世界に新しい⾵を吹き込みます。これまできものとは無縁だと思っていた⼈にこそ、「THE YARD」のきものを⾝につけて、新しいライフスタイルを体験していただきたいと考えています。
■Official HP
■公式Instagram(@theyard_jp)