【株式会社やまと】
原宿外苑中学校ゆかたデザインコンテストを開催
株式会社やまとはゆかた着付け授業でゆかりのある渋谷区立原宿外苑中学校とタッグを組み、3年生を対象とした「ゆかたデザインコンテスト」を開催いたします。
原宿外苑中学校とのつながり
株式会社やまと(以下:やまと)は2022年より渋谷区立原宿外苑中学校(以下:原宿外苑中学校)にて、生徒の皆さんが⽇本の伝統⽂化であるきものに興味を持つきっかけとなることを願い、ゆかたの着付け授業を行ってきました。本年の9月に2年連続で実施するなど、グローバルに活躍する⼈材育成のため⽇本⽂化を深く理解する機会の提供が重要であると考えています。
本年はその取り組みに加え創造力豊かな中学生だからこそ生まれるアイデアを活用し、きものそのもののあり方をもっと面白くできないかと考え、やまとの持つきものの専門知識やこれまでのノウハウと、原宿外苑中学校の生徒が持つひらめきや柔軟性をかけ合わせ、コラボレーションゆかたを製作することとなりました。
校内選抜された5作品に対し「ゆかたデザインコンテスト」として一般投票を行い、最優秀賞に選ばれた1作品をやまとにて製品化いたします。
授業の様子
初の試みとなる同コンテストは、まず原宿外苑中学校の3年生を対象にゆかたデザイン案の作成を美術の授業内で行いました。個性の光る作品の数々は、従来のゆかたの枠を超えたアイデア溢れるものばかり。
これらの作品の中から校内選抜として選ばれた5作品から、最優秀作品賞を選定いたします。
エントリー作品
※作品名 あいうえお順
Entry01 / 愛情にあふれて成長を
作者の
思い
特に頑張ったグラデーションは向日葵色から橙色へと成長して行く様をイメージしました。麻の葉もそうですが、この着物はこれを着る人の体、または心が健やかに成長するようにという思いを込めています。そこに、花言葉が愛情であるレモンや、魔除けの意味を持つリボンをたくさん描くことでできるだけ苦が少なく、愛情にあふれて育つことをコンセプトとしました。
Entry02 / 一番星
作者の
思い
この着物は、夕焼けの景色を表した着物です。右の衣の柄は波の様子を表していて。右と左で重ねた時に華やかになるようにしました。同じ色の線を統一して使い、ポイントにしました。赤系の色だけでなく、緑青を使い、星を魚を使って描いたことで、全体を落ち着いた着物にしました。
Entry03 / 季節の移ろい
作者の
思い
この着物は、柄に松竹梅を取り入れ、白地に茜色の梅を配置することで茜色がよく映えるようにしました。また、上から下にかけて早春の梅から夏の竹に移り変わる様子も表現し、季節の移り変わりを感じられるようにしました。麻の葉は袖とすそで色を変え、グラデーションにして季節とともに変わる色にもこだわっています。着るだけで自然の美しさを感じられるようにデザインしました。
Entry04 / 蝶のために
作者の
思い
受注者がバレリーナなので彼女が着た時に最大限美しさを引き出せるようにデザインしました。ポイントはすその方に色を集中させることでりんとした雰囲気を出そうとした所です。また、白ベースにすることで着る人ごとの良さが出るようにしました。さらに肩から垂れ下がる花を置くことで浮つかず、落ち着いた雰囲気に仕上げました。
Entry05 / ニッコウキスゲ
作者の
思い
かたの部分と、そでの部分にある、麻の葉模様のグラデーションに気をつけました。また裏の面を半分にわけている線を越えている花びらと、越えていない花びらがあって目の錯覚を利用しました。それに加えて裏の面に2つの花の前を防ぐように麻の葉を描いて奥行きがあるようにしました。
ゆかたデザインコンテスト 実施要項
○ 投票期間
2023年11月22日(水)10時〜12月10日(日)24時まで
○ 投票結果
2024年1月15日(月)に当サイトにて結果発表予定。
受賞作品については製品化を予定。
○ 注意事項
個人情報保護の観点より、生徒の個人名は伏せて記載しております。
投票権は1人1票となります。
当サイト内に掲載されているデザイン原案の転載、無断使用はご遠慮ください。
投票は締め切りました。
【メディア関係者からのお問い合わせ】
株式会社やまと ブランドコミュニケーション部プレス
担当:山井
TEL:03-3352-7014/070-4173-7868
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