THE YARD
はじめての、きもの vol.32
あるひとときを想起し、思慕の情がわき上がる瞬間が日常には溢れています。
少し手間を有するきものですが、そんな手間を愛しいと感じられたエピソードをお届けします。
第32回目となる今回は、藤田哲 平さんにお話を伺いました。
藤田哲 平/刺繍家・ポッドキャスター
FUJI TATE P 名義でアクセサリーなどを発表するかたわら、ポッドキャストで「アラフォーゲイのオネエじゃないのよ」を毎週水曜日に配信中。
Instagram:@fuji_tate_p
HP:https://fujitatep.theshop.jp
Q. きものを好きになった、または着るきっかけになった理由がございましたらお聞かせください
今回の撮影で初めてきものを着ました。普段はストリートな洋服をよく着ていて最近はダウンショルダーの服が好きですが、今回着たきものや羽織もダウンショルダーで今風じゃん!と感じました。
Q. THE YARDのきものを着て、どのように感じられましたか。
帯を巻いた瞬間にキュッと尻が上がりました。背筋がシュッと伸びてヒップアップ効果も感じて大満足です。男型の洋服では尻や太ももあたりを包み込むような服がないので新鮮な感覚でした。きものを着るのは初めての体験でしたが初めてとは思えないぐらい自然になじみ、僕が受け継いだ日本人のDANに改めて気がついた体験でした。
Q. 今回のきものを着て、どのような時間をお過ごしになりたいですか
僕はポッドキャストを配信しているのですが、収録の時はダルダルの洋服でダラダラと喋っているので、リスナーを招いた公開収録の時にきものを着てシャキッと喋りたいです。また和装は着る楽しみと共に脱ぐ楽しみもあると思うので、恋人の前でいつか過ごしてみたいなと思います。
スタイリングアイテム
- きもの:シルクウール 万筋 ¥53,900
- 帯:博多角帯 Line 赤 ¥25,300
- 羽織:無地染め 墨 ¥152,900(羽織仕立)
- 羽織紐:源氏 深緋 ¥15,400
- 履物:鹿革 雪駄 茶 ¥55,000
- アウター:タイプライターコート ベージュ ¥77,000
- 全て税込価格 (仕立て代込)