THE YARD
はじめての、きもの vol.3
あるひとときを想起し、思慕の情がわき上がる瞬間が日常には溢れています。
少し手間を有するきものですが、そんな手間を愛しいと感じられたエピソードをお届けします。
第3回目となる今回は、岡山県倉敷市児島を拠点に、ジーンズを中心としたカジュアルウェアを展開する「johnbull」のPRのサリュコワ・マリアさま( @salyukovamaria )にお話を伺いました。
Q. きものを好きになったきっかけをお聞かせ下さい。
ロシアから来日して間もなく日本語もできない頃から、着物のテキスタイルの素敵さに惹かれていきました。国際交流の行事で知り合った茶道の先生の着こなしがとにかく粋で憧れていたので、着付けレッスンを受けたり、古着屋さんで着物を買っていました。
着物や茶道などの、モチーフや色で季節を先取る文化は、来日して20年たった今でもとても惹かれています。
Q. THE YARDのきものを着て、どのように感じられましたか。
ニュアンスのある美しい色の組み合わせと生地の質感にドキドキしました。
着物も帯も、とても素敵だったので、生地のこと産地のことをもっと詳しく知りたくなりました。今回の着物のきれいなブルーがとても私にしっくりきました。
Q. 着用したきものを着て、お出かけしたい場所はありますか?
娘の大切なお祝いの日に着たいです。どんなフォーマルよりも特別感があって、私が着た着物を娘に引き継ぐことができたら素敵だなと思いました。