THE YARD
はじめての、きもの vol.16
あるひとときを想起し、思慕の情がわき上がる瞬間が日常には溢れています。
少し手間を有するきものですが、そんな手間を愛しいと感じられたエピソードをお届けします。
第16回目となる今回は、中澤希水さん( @kisui_nakazawa ) にお話を伺いました。
Q. きものを好きになった、または着るようになったきっかけを教えてください。
書道家という職業柄、パフォーマンスや撮影で着用させて頂く機会が多いです。人前に出るので着物は晴れ着という意識が強く、知識も経験も無い為毎回プロの方に着物の選定から着付けまでお願いしています。
Q. THE YARDのきものを着て、どのように感じられましたか。
今回は季節柄浴衣を着用させていただきましたが、とにかく軽い!涼しい!美しい!と驚きばかりで楽しくなってしまいました。背筋はシャキッとするのに心は高揚した素敵なひとときを過ごさせていただきました。
Q. 着用したきものを着て、どのような時間をお過ごしなりたいですか。
特別な時に着る物という意識を一旦はずし、勿論晴れ着でもありますが、普段使いとしてコンセプトにもある様に白いシャツを羽織るような感覚で、四季の変化により意識を向け、小物遣いも感性に委ねながら普段遣いとしても気軽に日常に取り入れていけたらと思います。
中澤 希水/Kisui Nakazawa
書道家の両親の元に生まれ書を始められ、成瀬映山先生に師事。2014年、第9回手島右卿賞受賞。
『気韻生動』『Less is more』の精神を念頭に書作品、抽象画を制作。様々なロゴや題字も手掛けられています。
@kisui_nakazawa