【やまとサステナビリティ vol.1】
“きもの”って実はサステナブルな衣服!?



突然ですが、「サステナブル」や「サステナビリティ」という言葉をご存じですか?

近ごろ、ニュースや街中のいろんな場所で目にしたり、耳にしたりしますよね。
身近なところでは、ビニール袋の有料化や、フードロスの削減への取り組みもサステナブルな取り組みといわれています。

やまとでもサステナビリティに取り組んでおり、ゴミの削減や環境に配慮したものづくり等を行っています。
きもの文化を持続させるために、生産者を守る活動もその一つです。

そこで、今回から4回に渡ってサステナビリティについてお話します。
そもそも、きもの自体がとてもサステナブルな衣服だということをご存知でしたか?今回はその理由をお伝えさせていただきます。

でもその前に、「サステナビリティって?」と思う方もいらっしゃると思うので、簡単にご説明しますね。

「サステナブル(サステナビリティ)」とは?

サステナブルとは、「私たちを取り囲む、環境・社会・経済の持続可能な発展」
という意味があります。簡単に言うと、
「私たちの子供、そのまた子供の代まで、豊かで幸せな暮らしが出来る様にしましょう」
という取り組みです。

「サステナブル(サステナビリティ)」とは?

サステナブルとは、「私たちを取り囲む、環境・社会・経済の持続可能な発展」
という意味があります。簡単に言うと、
「私たちの子供、そのまた子供の代まで、豊かで幸せな暮らしが出来る様にしましょう」
という取り組みです。
「サステナブル」に取り組む方法はいろいろありますが、実は きものって「サステナブルな衣服」なんです!

■ 体形を問わず着用できる

洋服は自分のサイズに合ったものを着用します。

しかし、きものは身長よりも少し長めになっています。
そのままだと裾を引きずってしまうため、腰の部分でたくし上げる“おはしょり”と呼ばれるものを作り着用します。
おはしょりで調整することで、ある程度の身長差であれば仕立て直しをせずに着ることができます。
学生の頃、見よう見まねでゆかたを着つけた時はどうしてこんな手間を…と思ったこともあるのですが、実はこんな役割があるんですね。

また、洋服のデニムパンツやスカートはウエストサイズがぴったりでないと着用できませんが、多少身幅が大きなきものでも、着方次第ではきれいに着用することができます。

きものの形ってよく考えられていて、奥が深いです。

■ 人生で長く付き合えるきもの

未婚女性の第一礼装である「振袖」。
成人式でお召しになった方も多いのではないでしょうか。

振袖の振り(=袖)が長い理由は、「袖を振ってひそかに愛情を示すため」といわれています。※諸説あり
左右に振ると「好き」、前後に振ると「嫌い」という意味があり、恋愛でよく使われる「振る」「振られる」という言葉の語源となったそうです。

結婚後は袖を振って愛情表現をする必要がなくなるため、袖を裁って想いを留めました。遠い昔、日本女性に求められた奥ゆかしさを感じさせますね。

現代では少なくなりましたが、昔は袖を短くして「色留袖」や「訪問着」としてお子様の七五三やセレモニー時などで着用していた方も多かったようです。

また、大人用のきものをお子様の産着や七五三用のきものに仕立て直すこともできます。

一つのきものが、形を変えて人生に寄り添う衣服となる。
ものをあまり持たない時代背景の中で培われたきもの文化ですが、現代のサステナブルに通じるものを感じます。

■ 大切に受け継がれるきもの

寸法が合わなくなったら、一旦縫い目を解いて仕立て直す。
汚れが目立てば、生地を別の色に染め替えをする。
裾が擦り切れたら、裁って綺麗にお直しをする。

きものを日常で着ていた時代から、きものは大切に扱われてきました。
保管の状態が良ければ、お祖母さまからお母さまへ、そのお嬢様、お孫さんへ、と何世代にも渡って受け継がれることもあります。

それでも着ることが難しくなったきものは、座布団やふきんへ再利用する。

ものを捨てることが多い現代ですが、昔の日本ではこれらが普通に行われていました。「ものを大切にする」ことって、とてもサステナブルですよね。




また、きものはトレンドによって形状が変わることはないため、大きな流行りすたりがありません。
すでにお持ちのきものを活かして、合わせる帯や小物を変えるだけでも印象は大きく変わります。
是非、いろいろなコーディネートを試してみてくださいね。


次回は、やまとがサステナビリティに取り組む理由を、やまと社長・矢嶋へのインタビューと共にお伝えいたします!