<やまと>渋谷区と「S-SAP協定」を締結
2022年5月19日(木)、当社と渋谷区(区長:長谷部健)は、区内に拠点を置く企業や大学等と区が協働して地域の社会的課題を解決していくために締結する公民連携制度である「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」(以下 S-SAP協定)を締結しました。
同日、渋谷区のやまと本社にて行われた調印式では、長谷部健区長もきものを着用して出席しました。また、調印式後には、今後の両者の取り組みなどについての対談も行いました。
※対談記事は後日、当サイトに掲載を予定
(左)渋谷区長 長谷部健/(右)株式会社やまと 代表取締役社長 矢嶋孝行
(左)渋谷区長 長谷部健
(右)株式会社やまと 代表取締役社長 矢嶋孝行
1917年(大正6年)創業の当社は、1972年(昭和47年)に渋谷区に本社を置いてから、約50年渋谷区を拠点としてきました。渋谷区が掲げる未来像は、やまとの、あらゆる人がチャレンジしやすい世界を目指す“「きもの」でエキサイティングな世の中をつくる”というビジョンと共通するところも多いことから、渋谷区の取り組みをサポートし、より魅力ある街づくりに貢献するとともに、日本文化やきもの文化の振興にも繋がることを期待し、今回の締結に至りました。
■ S-SAP協定とは
S-SAP協定とは、区内に拠点を置く企業や大学等と区が協働して地域の社会的課題を解決していくために締結する公民連携制度です。この協定に基づき、各企業や大学の持つ技術や特色を活かして、新たな区民サービスを提供しています。
■ これまでの取り組み
本協定締結以前より、やまとは渋谷区と協働して、障がいを有する新成人へ向けた「ハタチ記念撮影会」の開催、2022年渋谷区の成人式での無料撮影会、渋谷区こどもテーブルと連携したワークショップなどを行ってきました。
今後は、本協定を締結することで、より一層、きものという独自のノウハウを活かしながら、渋谷区と協働して魅力ある街づくりの実現や地域社会の課題解決を目指します。
≪これまでの渋谷区との取り組み例≫
■ S-SAP協定の内容
やまとと渋谷区は、以下の項目について協働して取り組んでいきます。
- (1) 次世代育成に関する支援
- (2) 文化振興・生涯学習に関する支援
- (3) 多様性社会(ダイバーシティ)の実現に関する支援
- (4) 環境保全に関する支援
- (5) 前各号に掲げるもののほか、相互に連携協力することが必要と認められる支援
具体的な取り組みに関しては、今後連携して検討し、実施いたします。