柏柳 健太

学生時代は、学部の性質上、言葉と向き合う時間が⾧かったため、広告代理店や出版社を中心に就職活動をしていました。
その一方で、日本の文化に興味があり、やまとにもエントリー。
やまとに入社を決めた理由は、未知の世界に惹かれたからです。日本人として、自国の文化について無知だったので、働きながら学んでみようと思いました。

新入社員の時から、店⾧の今に至るまで、仕事に対する姿勢は変わっていません。
お客様にきものやまとの様々な取り組みを通して、きもの姿を愉しんでいただきたい気持ちが強かったため、一人一人と向き合うことに精一杯取り組んでいます。
お客様にとって居心地の良い環境は、スタッフにとっても居心地の良い環境であるはずです。
スタッフ一人一人が志を持ち、前向きに働いていただける職場環境づくりを第一に考えるようになりました。相互扶助の精神を第一に楽しいお店づくりを心がけています。スタッフの善い行動は毎日朝礼で共有するなど、職場に来ることが楽しみに、安心して仕事ができるよう取り組んでいます。

店⾧としては、次世代を担う人財育成をしていきたいと考えています。
私はチーフ時代、商品の本当の価値を伝えられない自分にもどかしさがありました。
だからこそ、これからもお客様にきものの魅力を知っていただく努力を継続していきたいと思いますし、お店のメンバーにもお客様へ正しく商品の魅力が伝えられるよう働きかけています。
現在きものやまとは16 さんちと取引をしていますが、日本にはまだまだ素晴らしいさんちが存在します。さんちの繋がりを広げ、伝統文化を護る足がかりに、世界に誇れる自国の文化を認知していただき、店とさんちが「共創」していける世の中の実現を目指して、頑張っていきたいと思います。