世界中の個性や文化の架け橋となる、きものブランドが誕生。

　2025年4月1日、株式会社やまとは、新ブランド「KIMONO ARCH（キモノ アーチ）」を始動いたしました。これまで展開してきた「KIMONO by NADESHIKO」は、「KIMONO ARCH」として生まれ変わり、世界と日本、きものと人をつなぐ“架け橋”となることを目指し、その魅力を世界へ発信してまいります。ブランド始動とともに、東京・下北沢とフランス・パリに新店舗をオープン。下北沢では、ブランドの世界観を体感できる路面店として、2025年4月26日（土）にグランドオープンいたしました。

ブランドについて ― KIMONO ARCHとは

「きものを通して世界を見わたす」

　「ARCH（アーチ）」という言葉には、「橋」「架ける」「始まり」といった意味が込められています。KIMONO ARCHは、きものが持つ深い歴史や、日本各地の“さんち”とのつながりを礎に、自然の移ろいや世界のものづくりと結びつきながら、新たな価値を創造します。
また、卒業式や入学式で人と人が手を取り合ってつくる「アーチ」のように、きものが人と人、文化と文化をつなぐ「喜び」「祝福」「門出」「希望」の象徴となることを願っています。私たちは、きもののときめきとともに、まだ見ぬ可能性を探求し続けていきます。

ブランドロゴについて

　「ARCH」の文字を連ね、まるで“橋”のように構成されたロゴは、「つなぐ」というブランドの象徴を視覚的に表現しています。その端面には、さんちの手仕事から連想されたクラフト感のあるディテールを採用。ものづくりの温もりを大切にするブランドの姿勢を表しています。

　個性とカルチャーが交差する街、東京・下北沢に、国内2店舗目となる路面店が誕生しました。店内は“nature”と“explore”をテーマにした、まるでワンダーランドのような空間です。
　伝統的なきものに「遊び心」をかけ合わせた独自のスタイルや、ジャパンクオリティを代表するニットやタオル素材のきもの、さらに下北沢限定の一点ものやコラボレーションアイテムも展開しています。

空間すべてに込めた、
クラフトマンシップと想い

　木や石、草花など、自然素材をふんだんに用いた内装。砂利や大きな木の一枚板、木のはしごや石材など、素材の個性が際立つ空間に。LOOK写真とさんちの風景写真をミックスして貼り出したボードスペースでブランドの歩みと世界観を可視化します。

　久留米絣の「くくり糸」を使用し、ARCHのロゴをかたどった特製ラグを制作。廃棄されるはずだった素材に、あらたな命を吹き込んでいます。また、ゆかたの白生地をつなぎ合わせたカーテンなど、ひとつひとつの生地に込められた想いを大切に、どんな小さなハギレも活かす
—— そんなブランドの信念を、空間の随所に散りばめています。

　対丈のきものや羽織はハンガーで展開し、反物も手に取って触れやすいよう、工夫した什器を取り入れました。きものをより気軽に、より身近に感じていただける空間づくりを目指しています。
　「さんちコーナー」では、シーズンごとの商品とその背景となるさんちの道具と共に、“factory tour”と題した動画をご覧いただけます。
　その他、きものとファッションのつながりを広げてくれるコラボレーションやセレクトアイテムも取り揃えております。

関係者向けレセプションも開催

ブランド始動と下北沢オープンを祝し、関係者向けのレセプションを開催いたしました。
KIMONO ARCHの世界観を一足早くご体感いただく機会となり、多くのご来場をいただきました。

KIMONO ARCHは、
「きものを通して世界を見わたす」
というコンセプトのもと、
きものの新たな魅力と可能性を探り、
未来へとつなげていきます。
どうぞ今後の展開にもご期待ください。

KIMONO ARCH ブランドサイト