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<Y. & SONS> 杉山江見堂 和紙草木染め団扇・扇子オーダー会を開催

 草木のやさしい色あいが、暮らしになじむ。

 山梨の大自然から生まれた天然素材や伝統的な技法にこだわって、一つ一つ心を込めてものづくりをする〈杉山江見堂〉。このたびY. & SONS 神田と京都の店舗およびオンラインストアにて、杉山江見堂によるオーダー会を1月23日(土)から2月21日(日)までの期間限定で開催します。

杉山江見堂のものづくり

 草木染めの優しい色あい。野山で採ってきた草木から生まれる天然の色は、人工物にはない自然の豊かな色を持っており、その色は暮らしに優しく溶けなじみます。

ものづくりの風景

 山梨の自然に囲まれた風景の中で、杉山江見堂はものづくりをしています。野山や川辺、時には神社に育つ草木から天然の染料を抽出し、丁寧に染め上げが行われています。

 明治32年(1899年)に団扇・扇子・日めくり・引き札専門店として創業した杉山江見堂。現在は山梨・鰍沢にアトリエを構え、草木染めによる団扇・扇子のデザイン・製造・販売に至る全てを担っています。どんなお客様が、どんなシーンで使用されるのか。はたまた大切な方への贈物にされるのか。杉山江見堂の団扇・扇子作りの要は想像力です。全工程が手仕事によって生み出される団扇・扇子は、色やバランスなど独自の選択眼から成り立ちます。

 Y. & SONS では、2020年より杉山江見堂別注の団扇・扇子を取り扱い始めました。和紙は本美濃紙を使用し、染色は草や木の樹皮、実などを地下水にて煮出し染料とし、折りや絞りといった日本の伝統的な手法を用いて一枚一枚、草木染しています。団扇は一本の丸竹から作る丸竹団扇を中心に京都や丸亀の骨を、扇子は滋賀県高島市産の上質な骨を使用しています。

平安時代、“逢う儀” に通ずる “扇” に大切な気持ちを託すおこない、その想いの証ともなった扇子

一方、“くつろぎ” のアイテムとして、納涼にはかかせない団扇

 本企画では、団扇・扇子ともに和紙の色を約十種類ご用意しております。丸竹団扇の大きさや扇子の骨の数、地紙の色を選んでいただき、お好みの団扇・扇子を誂えていただけます。ぜひ、団扇も扇子も実際に扇いで心地よい風を楽しんでいただき、この機会に特別な一本をお作りいただければ幸いです。

杉山江見堂 和紙草木染め団扇・扇子オーダー会

杉山江見堂 和紙草木染め
団扇・扇子オーダー会

2021年1月23日(土) — 2月7日(日)
2021年2月11日(木) — 2月21日(日)
2021年1月23日(土) — 2月21日(日)