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<メディア掲載情報>やまとの取り組みが新聞に掲載されました。

 今年2023年は、奄美群島が日本復帰し70年となる記念の年。奄美群島は、かつて第二次世界大戦後の米軍統治下では、文化や教育、経済の面でとても厳しい生活を送っていました。大島紬も例外ではなく、一時は生産反数が0になるほど大変大きな打撃を受けました。幾多の困難を経て、1953年12月25日、奄美群島は日本に復帰し、今年で復帰70周年を迎えます。

 この度やまとでは、様々な困難を乗り越えてきた彼らの歴史を伝え、尊いバトンを繋いでいく責任があると考え、奄美大島の豊かな自然をイメージした限定デザインのゆかたを制作しました。日本復帰70周年の記念ゆかたは、奄美に生息するルリカケスやオオトラツグミなど7種の鳥をデザインした「ゆかた奄美の鳥」と、アマミエビネやアダンなのの植物7種をあしらった「ゆかた奄美の森」の2種類。6月より全国の店舗やオンラインストアにて販売いたします。

 やまとでは、これまでも行政と連携して本場大島紬技術専門学院を設置し、後継者育成に取り組むなど、奄美さんちと深くつながってきました。こうした奄美への想いと共に、当社社長の矢嶋孝行が、2023年2月15日に奄美市市役所に安田荘平市長を訪問し、今回制作したゆかたを贈りました。
 袖を通された安田市長は、「肌触りと着心地が良く、伝統と革新、常に新たな発想を取り入れられていると感じる。こうした切り口からも、奄美の自然や生き物の豊かさを知っていただければ」と話されました。その際の様子が2023年2月16日の「読売新聞鹿児島地域面」と「南海日日新聞」にて取り上げられました。