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「有松鳴海絞り」の絞り手育成事業をスタートいたしました

当社と 一般財団法人きものの森 は、伝統工芸品である「有松鳴海絞り」の絞り手後継者育成事業を、2022年4月1日(金)よりスタートいたしました。

これまでに、石川県・加賀友禅 作家、ならびに鹿児島県・奄美市両産地の本場大島紬 織工の育成プログラムをスタートしています。

現在きもの業界では、手織り、手染めの工程を要する産地を中心に、つくり手の高齢化と後継者不足が喫緊の課題とされています。日本の伝統産地の生産インフラを守るべく、産地の後継者育成事業を支援しています。

有松鳴海絞りの職人の数は最盛期には1万人ほどおりましたが、現在は200人程度まで減少し、沢山の意匠や技術が失われています。
当社は(一財)きものの森 とともに、有松鳴海絞りの伝統と技術を残していくため、技術習得に必要な白生地を、愛知県絞工業組合に提供して参ります。白生地は、手ぬぐい、風呂敷、きもの地など様々なものを用意いたします。

また、当社では産地へ赴いての社員研修を随時実施しています。確かな技術はもちろん、産地の風土や歴史といった ものづくり の背景を五感で学び、お客様へお届けすることで産地と共に きもの文化を未来へ繋いで参ります。

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