<株式会社やまと>
小笠原の中高生と、3回目の「オンラインゆかた着付け授業」を実施 ―1000kmの海を越えて、想いがつながる―
小笠原の中高生と、3回目の
「オンラインゆかた着付け授業」を実施
―1000kmの海を越えて、想いがつながる―

株式会社やまとは、「きものでエキサイティングな世の中をつくる」をビジョンに掲げ、きものと日本文化をアップデートし続けています。年齢や性別、国籍、住む場所、障がいの有無に関わらず、誰もがきものを楽しめる社会を目指し、全国各地でさまざまな取り組みを行っています。
その一つが、学生の皆さんを対象とした「着付け授業」です。普段きものに触れる機会の少ない若い世代にも、ゆかたを身にまとい、自ら着付ける体験を通して、その魅力や日本文化に親しんでいただくことを目的としています。
一枚の反物からつくられるきものの構造を知り、自分の身体に合わせて着付ける。そうした体験を通して、身体的特性や世代を越えて着ることができる、きものならではの知恵や美しさにも触れていただけます。
<今年も父島とつながる、オンライン着付け授業>

夏の気配が近づく6月、東京都小笠原村・父島にある「小笠原村立小笠原中学校」と「東京都立小笠原高等学校」にて、オンラインによるゆかた着付け授業を実施しました。
今年で3回目を迎える両校での授業。きっかけは、小笠原中学校・家庭科教諭の前田先生から、「離島の子どもたちにも和服の良さを、着付けの体験から感じてほしい」とのお問い合わせをいただいたことでした。その後、前田先生から高校にもこの取り組みをご紹介いただきました。
着付け授業では、一人ひとりの進み具合に合わせて、細やかなフォローが必要です。そこで、先生方のお声掛けにより、他教科の先生や地域の方々にもご協力いただき、生徒の皆さんの着付けをサポートしていただきました。
東京と父島。
約1,000km離れた場所をつなぐのは、オンラインという仕組みだけではありません。きものに触れる機会をつくりたいという想いに、学校や地域、やまとがそれぞれの立場から応えることで、この授業は続いています。


そして今年度は、家庭科から美術科へと学びが広がりました。
家庭科では、きものの構造を知るため、着付け授業に先立って紙工作でゆかたを制作。そして着付け授業の後には、美術の授業で写真の構図や光の入れ方を事前に学んだ生徒の皆さんが、校内で着姿の撮影を行いました。
「つくる」「着る」「撮る」「魅せる」。
きものに触れる入り口が増えることで、きものの見方も広がっていきます。
<授業の様子>


当日は教室内にスクリーンとモニターをご用意いただき、やまとスタッフと生徒の皆さんが、互いの様子を確認しながら授業を進めました。
まずは、授業に使うゆかたを選ぶところからスタート。色とりどりのゆかたの中から、楽しそうにお気に入りの一着を手に取っていました。
授業が始まると、先ほどまでの様子とは一転。真剣な表情で着付けに集中します。着付けに苦戦する場面では、お互いに声を掛け合い、助け合う姿も見られました。
着付けを終えると、笑顔でモニターに駆け寄り、着姿を見せてくださる場面も。その後は写真撮影のため校庭へ向かい、最後には、きものの畳み方「本畳み」にも挑戦しました。
モニター越しのやまとスタッフへ、着姿を見せてくださる生徒の皆さん
<生徒の皆さんの言葉から>

授業後には、生徒の皆さんからレポートと直筆のメッセージをいただきました。
「初めて自分で着ることができて楽しかった。今年の夏は自分で着付けてみたい。」
「立体ではないので個人に合わせて変形でき、その人に合った形で着られるのはとても良いと思う。」
「背が低いので丈をあわせるのが難しかった。」
実際に「つくる」「着る」「動く」を体験したからこそ、それぞれの視点から、きものへの新しい気づきが生まれていました。
<想いがつながり、学びが広がる>
東京から父島まで、約1000km。船で24時間を要する距離にある小笠原とやまとをつないでいるのは、オンラインという手段だけではありません。
「子どもたちにきものを体験してほしい」という先生方の想い、そこに応えてくださる地域の皆さまの協力、そして、きものの魅力を届けたいという私たちの想い。
それぞれの想いがつながり、この取り組みは3年にわたって続いてきました。そして今年は、家庭科から美術科へ。きものとの出会いが、新たな学びへと広がりました。
お客様、さんち、社会と共に。
それが、やまとが大切にする「共創」です。
これからも私たちは、きものを通じて人と人の想いをつなぎ、きものとの新しい出会いを育んでいきます。

私たちは、やまと。
きもので⼼躍る夢を実現していく会社です。