制作事例
文京学院大学 様

Q. 貴社のこだわり、強み等、貴社について教えていただけますか?
文京学院大学は教育理念「自立と共生」を根源とする先進的な教育環境を整備し、現在は、東京都文京区、埼玉県ふじみ野市にキャンパスを設置しています。外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部、大学院があり、学問に加え、留学や資格取得、インターンシップ、学生委員会など学生の社会人基礎力を高める多彩な教育を地域と連携しながら実践しています。国際交流に力を入れており、数ある協定校と学生を派遣し合うことをはじめとした、様々な形での国際交流の場を提供しています。
Q. 私たちの提案内容はいかがでしたか? 製作をご依頼いただいた経緯と私たちを選んでいただいた理由も教えてください。
2024年に100周年記念式典を開催した際、約40年前から交流を深めているアメリカの協定校より、両大学の交流の歴史と歩みが表現された大変素敵なギフト(作品)をいただきました。更なる発展を祈願し、日本文化の象徴の一つでもある着物に関係するものを返礼としてお渡ししたいと考えました。ご丁寧にヒアリングしてくださったものをデザインに落とし込んでいただき、素敵な半纏を製作いただきました。


Q. 今回製作いただいたユニフォームの拘りのポイントをお聞かせいただけますか?
協定校と本学の交流の発展に大変貢献された協定校の先生が、大学での最後の授業で、松尾芭蕉の俳句「古池や蛙飛び込む水の音」を引用し、「最初は何もわからなかったが、まずは飛び込んでみた」ことが、現在の関係性に発展したとお話されていました。ご自身をこの俳句に登場する蛙に例えていたことから、半纏全体には、蛙が飛び込んだ後の波紋を入れていただきました。半纏の衿字には大学名を日本語で、その裏には蛙が入っています。同じデザインの半纏を2着作っていただき、各大学で展示、そして留学生受入時のイベントなどで、学長が着用できたらと考えています。学長は任期ごとに変わっていくので、歴史が引き継がれるようにという思いが込められています。




Q. 実際に新しいユニフォームを着てみた感想を教えていただけますか?
これまでに関わった多くの方の思いがデザインされている半纏に袖を通したとき、歴史の重みを感じました。100周年記念の返礼として協定校にお渡しできたこと、大変嬉しく思います。協定校、そして本学に同じ半纏があるということには、意味があると思っています。これからの更なる発展に向け、そして100周年記念キャッチフレーズでもある「あなたと共に未来を紡ぐ」を実践していくべく、協定校と共に未来を紡いでいきたいと思います。


5 最後に、これからオリジナルのユニフォームの導入・リニューアルを検討されている方へメッセージをお願いします。
丁寧なヒアリングで希望に合わせたものをご提案いただける、素敵な取り組みだと思います。

ご協力ありがとうございました。
文京学院大学
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