渋谷区立原宿外苑中学校で「ゆかたの着付け授業」を行いました
vol.14/2024.09

2022年に渋谷区と株式会社やまとが締結した「S-SAP協定(シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定)」をきっかけに始まった、渋谷区の中学校での「浴衣着付け授業」。グローバル⼈材育成推進校として様々な活動に取り組む原宿外苑中学校では、今年で3回目の実施。全学年約300名の生徒さまに向けて着付け授業を行いました。
渋谷区の小中学校では、各教科学習で生徒が身につけた知識を、それぞれの興味を掘り下げ、自ら学ぶ「探究」の時間を通して、生きて働く知識となるよう「シブヤ未来科」という探究学習を行っています。今回もその探究学習の時間を使って、やまとスタッフが講師となり、全学年に向けた「浴衣着付け授業」を計5日間に渡り実施しました。
まずは男女の浴衣の違いを説明し、男女問わず「女性浴衣」の着付けを学んでいただき、最後にはタブレットで撮影するところまでを通して学んでいただきました。
初参加となる1年生は、初めて着付けをする方が多く、慣れない動きに苦労しているようでしたが、着付けが完成した喜びもひとしお、写真撮影を一際楽しんでいる様子が見られました。学年が上がるにつれ、着付けの進行はとてもスムーズに。自主的にやまとスタッフに声をかけ分からない所を聞いたり、生徒同士で手の回らない背中の着付けを直したりと、頼もしい姿勢で授業に取り組んでくださいました。自分たちで頑張って完成した浴衣姿を互いに嬉しそうに、笑顔で撮影される光景は、毎年参加したスタッフにも嬉しい気持ちをいただいています。
また3年生の皆さんは1年生の時に受けた本授業がきっかけで、修学旅行では浴衣を着るプランを選び、京都の街を浴衣姿で楽しまれたと嬉しいご報告もいただきました。
やまとの出張授業


株式会社やまとが運営する「やまとハブ」では
本社や全国の運営店舗にて、教育機関での着付授業や
職場体験などの受け入れを実施しています。