● やまとの絞りゆかたができるまで
Play Movie [約9分]
絞りゆかたの製作工程は分業制。
職人から職人へと一枚の布が受け渡されて一つの商品として完成します。
愛知県知多郡での白生地づくりから始まり、カンボジアで行われている絵刷り・くくりの工程。
そして愛知県緑区有松での染色、糸解きまで、絞りゆかたが出来上がるまでをご紹介します。
● 主な工程
● ゆかたの白生地づくりの現場を訪ねて。
Play Movie [約2分]
[インタビュー]
新美株式会社 新美弘郎さん
新美株式会社は、有松鳴海絞りの創始者 竹田庄九郎の出身地といわれる愛知県知多郡阿久比町で、ゆかた生地を半世紀に渡り織り続けてきました。これまで1,000種以上の織物を作り、年間30,000反以上のゆかた用の生地を織りあげています。
白生地を織り上げる織機は昭和初期から変わらない製法を今に残す希少な旧式織機を使用しており、ふっくらと優しいオーガニックコットン生地が仕上がります。


● ゆかたの白生地を追ってカンボジアへ。往復8000kmの旅。 絞りの最初の手仕事をしてくれている人たちに会いに行きます。
Play Movie [約4分]
[インタビュー]
奥澤恵さん
絞りの模様を作る上で、最も大切な「くくり」。一粒一粒、布にヒダを寄せて糸で括る作業は、とてつもなく手間と時間がかかる為、国内での後継者育成は難しく、さんちでは、数十年前から海外での生産の可能性の模索をはじめました。
「絞りを後世へ残したい」の想いで、長い年月をかけてカンボジアでの生産環境を整え、今では280名ほどの方が絞りの仕事に従事しています。

● 再び日本へ。
絞りの旅の終着点を訪ねます。
Play Movie [約3分]
[インタビュー] 増田薫さん(左)
江戸の風情を今に残す有松の町並の中で、染色をおこなう早恒染色株式会社。絞りへの深い愛をもつ3人の女性が元気に働いています。
こちらでは、特注のちいさなジョウロを使って多色のぼかしを表現する流し染めの加工をしています。