<やまと>「第11回ミンサー帯コンクール」の結果を公開。
西表島で表彰式を開催。来場者の声をつくり手へ届けました。
株式会社やまとは、5月を「ミンサー帯月間」と定め、沖縄の伝統的な織物・ミンサー帯の魅力を広く伝えるさまざまな取り組みを展開しています。その取り組みのひとつとして、2026年5月2日(土)~4日(月)の3日間、株式会社やまと本社(東京都渋谷区千駄ヶ谷)にて「第11回ミンサー帯コンクール」を開催しました。会場では、100本のミンサー帯を展示し、来場者による投票を実施しました。
そして6月12日(金)には、投票によって選ばれた受賞作品の表彰式を、沖縄県竹富町・西表島の「西表東部地区手仕事作業所 工房 まんだらー」にて執り行いました。東京会場で寄せられた声をつくり手へ直接届けるとともに、生活者の視点を次のものづくりへつなぐ機会ともなりました。

● ミンサー帯コンクールについて
ミンサー帯コンクールは、株式会社やまとと一般財団法人きものの森の共同企画として2013年にスタートしました。沖縄の伝統的な織物であるミンサー帯の魅力をより多くの方へ届けることを目的に開催しており、今年で第11回を迎えます。今回は、初開催となる「さんちフェス」内で実施しました。会場では、竹富島・石垣島のつくり手による、天然染料100%・手織りのミンサー帯100本を展示しました。さらに、ミンサー織体験やトークイベント、つくり手との交流企画も実施。来場者は作品を鑑賞するだけでなく、制作背景や想いに直接触れながら、「自分ならどの帯を締めたいか」「心ときめく一本はどれか」という視点で投票を行いました。帯を“見る”だけでなく、つくり手の想いや技術背景に触れながら“選ぶ”体験が生まれたことで、ミンサー帯をより身近に感じていただく機会となりました。




● コンクール投票について
期間中、266名の方にアンケートへご回答いただき、総得票数は798票となりました。来場者には、展示された100本の帯の中からお気に入りの3本を選んで投票いただき、その集計結果をもとに、「最優秀作品賞」「優秀作品賞」「準優秀作品賞」を決定しました。会場では、つくり手によるコメントを読みながら作品を見比べる姿や、「実際に締めるなら」という視点で真剣に帯を選ぶ様子が多く見られました。
● 表彰式について
表彰式は、2026年6月12日(金)、西表島の「西表東部地区手仕事作業所 工房 まんだらー」にて開催されました。会場には受賞者をはじめとするつくり手が集まり、来場者から寄せられた投票コメントや感想も共有されました。東京会場で作品をご覧いただいた方々の率直な声に触れながら、制作時の工夫や作品への想いについて語り合う時間となりました。
また、島や工房の垣根を越えてつくり手同士が交流し、それぞれの技術や表現について学び合う場にもなりました。互いのものづくりに刺激を受けながら、次につながる時間となりました。




■ 受賞作品
準優秀作品賞
■ 投票者の声(一部抜粋)
20代女性
「つくり手の方と直接話せたことで、帯への見方が変わりました。色や柄だけでなく、その背景を知ると愛着が湧きます。」
40代女性
「100本を見比べながら選ぶ時間がとても楽しかったです。背景を知ることで選ぶ時間がより豊かになり、3本に絞るのが本当に難しかったです。」
50代女性
「沖縄の自然や風景を感じる色合いが印象的でした。つくり手の想いを知ることで、より身近に感じました。」
● 主催者紹介
<株式会社やまと>
1917年創業。
「共創 −お客様、さんち、社会と共に−」という理念のもと、「きものでエキサイティングな世の中をつくる」というビジョンを掲げ、「きものやまと」「KIMONO ARCH」「DOUBLE MAISON」「Y. & SONS」「THE YARD」の5ブランドと「YAMATO Tsunagari Project」「YAMATO Lab.」という2つのプロジェクトを展開しています。
創業以来、伝統さんちとの協働を大切にし、後継者育成や丁寧なものづくり、適正価格での販売を実現してきました。これからも、きものの可能性を信じ、きものと日本文化をアップデートしながら、人々の前向きな気持ちを大きくする挑戦を続けてまいります。
■ Instagram @yamato_kimonodreammakers
<一般財団法人きものの森>
全国各地に受け継がれる伝統技術や文化を未来につなぐ活動を展開。
2018年より鹿児島県(奄美市・鹿児島市)で大島紬の織り手の後継者育成を支援する養成所を開校。2022年には愛知県・有松鳴海で絞り職人の育成支援を開始し、2025年からは沖縄・喜如嘉で、芭蕉布の技術継承を目的とした芭蕉布協働工房「ぱちぱち」への助成もスタートしました。
地域に根ざしたものづくりと文化継承を、全国のさんち・つくり手とともに進めています。
■ Webサイト:https://kimononomori.com/
