京都さんち
岡山工芸
多彩な技からうまれる
豊かな色彩
手描友禅のスペシャリストを
有する工房
岡山工芸では、手描友禅の伝統を生かしながらも、新しい感覚の色とデザイン、染に合う素材、素材に合う柄を基本にブランドを確立し、きものの初心者から上級者まで幅広い作品を展開しています。
また、日本で初めての手描友禅・女性伝統工芸士であり、史上初の女性友禅師「京都府伝統産業優秀技術者・京の名工」として授章された岡山武子氏をはじめ、手描友禅のスペシャリストである伝統工芸士が3名在籍しています。そのスペシャリストたちの技に憧れ、明日の伝統工芸士を夢見る人たちが集う工房です。
岡山工芸の強みは、企画・デザイン・製造までを一貫して自社で対応できること、そして、18,000柄にも及ぶ図案データの蓄積、工房の存在と職人の育成、そして各工程の見える化などを図り、連携をはかっているところです。制作する作品はオリジナル品はもちろんのこと、他社からの受注品も多く手掛けています。また、自社で作った作品を自らお客様に販売する作家活動も行っており、職人・染匠・作家という3つの柱からなる着物の総合メーカーです。
岡山工芸では、約30名の職人たちが日々技に磨きをかけています。京都でも最大の規模を誇り、手描友禅のシェアNo.1。近年では職人の後継ぎ問題を解消すべく、図案、ロウケツ、ダンマル、刺繍、金彩、蒸し、仮絵羽など多岐に渡る技術を工房内で所有し、教育する環境を整えています。
岡山工芸には、3名もの伝統工芸士が在籍しています。平成6年に岡山耕三氏と岡山武子氏が日本初、夫婦で同時に伝統工芸士に認定されました。特に、岡山武子氏は女性初の認定で、さらに平成18年に女性として史上初の京都府伝統産業優秀技術者・京の名工「友禅師」として受章しています。そして、高橋冨士夫氏は繧繝ぼかしの達人として岡山工芸に在籍しています。岡山工芸には、そのスペシャリストたちの技に憧れ、明日の伝統工芸士を夢見る人たちが集っています。
通商産業大臣(現経済産業大臣)認定・伝統工芸士とは、手描友禅の職人として12年以上技術の伝承と鍛錬に励み、且つ大変難しい専門知識を必要とする筆記試験と、自由創作の実技試験による技術の審査に通った者のみが得ることの出来るマイスターの証です。
<京友禅とは>
京友禅は約300年前の江戸時代は元禄の頃、京都で扇絵師として人気が高かった「宮崎友禅斎(1654年〜1736年頃)」が描く画風をきものに取り入れ、模様染めに生かしたのが始まりとされています。その昔、都であった京都には全国から腕利きの職人が、素描き、濡れ描き、擦り友禅、臈纈染め、刺繍、金彩など様々な技術を持ち込み、根付いた歴史的な背景もあり、宮崎友禅斎が創始した糸目友禅技法の他、多様な技法を併用、駆使して染め上げられたものが京友禅です。
友禅染の三大さんちとしては、京都の「京友禅」、石川県の「加賀友禅」、東京の「江戸友禅」があります。その中で、京友禅は、豊かな色彩と絵柄、金銀箔や金糸による刺繍など華やかな装飾で、昔から多くの人々に愛されてきました。
<展開商品例>
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