セール情報
結城紬展





会期・会場について
2023年12月14日(木)より
全国10会場にて順次開催
東京会場Ⅰ
2023年12月14日(木)~12月17日(日)
大阪会場
2023年12月14日(木)~12月17日(日)
東京会場Ⅱ
2023年12月21日(木)~12月24日(日)
岡山会場
2024年1月19日(金)~1月21日(日)
鹿児島会場
2024年1月20日(土)~1月21日(日)
大宮会場
2024年1月26日(木)~1月28日(日)
福岡会場
2024年1月26日(金)~1月28日(日)
仙台会場
2024年2月2日(金)~2月4日(日)
金沢会場
2024年2月3日(土)~2月4日(日)
札幌会場
2024年2月10日(土)~2月11日(日)
さんちを丸ごと体験・体感いただける空間で
皆さまのお越しをお待ちしております。
貴重な本場結城紬から、夏物まで幅広い商品を会場限定でご用意しております。
憧れ
亀甲柄の絣や間差し込み技法など、
結城さんちの技術が存分に感じられる、憧れの結城紬。

きもの:本場結城紬
2,200,000円(税込・特選手縫い仕立付)
帯:袋帯
396,000円(税込・お仕立付)

きもの:結城紬
385,000円(税込・特選手縫い仕立付)
帯:名古屋帯
176,000円(税込・お仕立付)
無地
様々なシーンやスタイリングを楽しめ、人気の高まっているすっきりとした無地の結城紬。

きもの:本場結城紬
935,000円(税込・特選手縫い仕立付)
帯:名古屋帯
220,000円(税込・お仕立付)

きもの:結城紬
286,000円(税込・特選手縫い仕立付)
帯:名古屋帯
253,000円(税込・お仕立付)
さらり
涼やかに着たいとき。
さらりとした風合いの縮(ちぢみ)織や夏素材の結城紬がおすすめです。

きもの:結城縮
506,000円(税込・特選手縫い仕立付)
帯:名古屋帯
220,000円(税込・お仕立付)

きもの:夏結城紬
330,000円(税込・特選手縫い単衣仕立付)
帯:半巾帯
198,000円(税込・仕立上り品)
結城紬を彩るスタイリングアイテム

山利<米沢>
帯:八寸名古屋帯 165,000円~(税込・お仕立付)

西村織物<博多>
帯:八寸名古屋帯 143,000円~(税込・お仕立付)
結城紬を支えるさんちの人々

奥順
結城紬の文化を伝える
奥順
結城紬の文化を伝える
創業以来、さんちの機屋と連携しながら結城紬の製造問屋として、さんちの発展に尽力してきました。2006年には資料館を含む総合ミュージアムを設立。文化として結城紬を伝えていくことも大きな使命と捉えています。
「従来のきものに加えて、ショール、服地など新しい商品や生地開発にも挑戦し、これからの100年を歩んでいきたいと思います。」

龍田屋
素材の良さを感じる上品な紬
龍田屋
素材の良さを感じる上品な紬
1863年創業の龍田屋は、結城紬の制作、卸売を営み、現在6代目に至ります。風合いや肌に優しい素材の着心地はもちろんの事、お客様が生涯楽しんでお召しいただけるものづくりに努めています。
「さんちの技術を守り、結城紬を守り、その良さを多くのお客様に知っていただきたいです。」

縞屋
自社工房で未来を紡ぐ
縞屋
自社工房で未来を紡ぐ
縞屋は、結城紬のきもの、帯を扱う、さんち問屋です。個人店のため商品量は少ないですが、こだわりのものづくりを日々追求しています。新しいものづくりに挑戦するため、茨城県結城市から栃木県小山市に移転。工房内にて草木染め・機織りをこなしています。
「糸にこだわり、染めにこだわり、織りにこだわり、職人を育てるものづくりをしています。」
国の重要無形文化財や
ユネスコ無形文化遺産にも
登録された「本場結城紬」の技術である
「糸つむぎ、絣くくり、地機織り」
3工程の体験コーナーをご用意しております。

糸つむぎ

絣くくり

地機織り
その他、結城紬さんちを体験・体感いただけるコーナーを準備しております。
結城紬は茨城県結城市を中心とした
鬼怒川流域でつくられる絹織物。
そのはじまりは奈良時代に遡ります。
当時朝廷に献上されたものが
今も正倉院に収蔵されており、
この織物が結城紬のルーツとされています。
結城紬を語る上で
欠かせないものが「真綿」です。
真綿特有のやわらかくあたたかな着心地、
軽くてしわになりにくい丈夫な素材感
着れば着るほど育つきもの
結城紬の魅力をご紹介してまいります。
関東平野を流れる鬼怒川沿いに位置する
茨城県結城地方は
農業地帯として栄えてきました。
養蚕業も盛んであった当時、
農閑期に作られたとされるのが結城紬。
遠くに見える筑波山に、
ゆったりと大きな鬼怒川と広大な田畑。
のどかな田園風景から、
その土地とものづくりの結びつきが感じられます。








あたたかな素材

真綿 から生まれ
真綿 に還っていく
結城紬
真綿とは、
繭をお湯で煮て柔らかくし、「引き伸ばして綿状にしたもの」を指し、それを「引き出して糸状にしたもの」を真綿糸と呼びます。

真綿糸は生糸に比べて切れやすく、扱いが難しいのが特徴。
経糸に「生糸を絡めた丈夫で太い糸」を使用することで、着用時には縦のラインが強調され、美しい着姿に。

やわらかく、空気をたくさん含む真綿は、「あたたかく心地の良い感触」が魅力。
真綿から生まれる結城紬は、「着れば着るほど真綿本来の風合い」に還っていきます。
やわらかく、空気をたくさん含む真綿は、「あたたかく心地の良い感触」が魅力。真綿から生まれる結城紬は、「着れば着るほど真綿本来の風合い」に還っていきます。



糊付け
糸の毛羽立ちを抑え、扱いやすくするための糊付け。生糸では通常、海藻からつくられた ふ糊 などが使われますが、結城紬では切れやすく毛羽の多い真綿糸を扱うため、よりしっかり糊付けできる「うどん粉(小麦粉)」を使用します。



墨付け・絣くくり
図案の柄位置に合わせ、墨で糸に印をつけ、その箇所を綿の糸で、ひとつひとつ手作業で結んでいきます。結んだ部分は染まらず絣模様として残ります。
ご自宅の敷地内にある工場で作業をされる小野さん。結城紬は分業制でつくられますが、小野さんの工場では、墨付けや絣くくりをはじめ、糊付けや機織りまで幅広い作業工程を担っています。



前後の工程を自分でも出来るようにしておくことで、次の工程が楽になるにはどんな仕事をすればいいか、が分かるんです。一度自分でも織ってみると、この柄はどこが難しいか、その図解を添えて織工さんに仕事を渡すことができるんです。そうすることで、織工さんが仕事をしやすくなるんですよ。



間差し込み
さんちの方と、私たちやまとが共に生み出した独自の技術「間差し込み技法」。4~7色ある経糸の配列を調整することで、美しいグラデーションを表現する技術です。経糸1360本。一本一本を図案に沿って筬に通す作業は、かなりの集中力と根気を要します。


今は親父と私の二人だけです。小学生のときから家業は継ぐものだと思っていました。3年間企業勤めを経験した後、この世界に足を踏み入れました。この工程は、図案を見ながら綺麗なグラデーションになるよう、色の配列を考えます。根気と集中力が必要ですが、やまとさんのいう「着る人が美しく」を目指して取り組んでいます。



機織り
結城さんちでは絣手合動力機(かすりてあわせどうりょくばた)が導入されています。切れやすい真綿糸を使用する結城紬の織りは繊細で、手作業で絣を合わせたり、ピンセットで節を調整したりと、糸が切れないよう細心の注意を払う大変な作業です。熟練の職人の手を介すことで、良い織物が出来上がります。



さんち湯通し
〔結城紬の里帰り〕
「湯通し」とは、紬などの反物をぬるま湯に浸して糊を落とす加工のことです。通常よりも落ちにくいうどん粉糊を使っていることや、糊付けの糊の量が機屋ごとに異なり、その塩梅も季節によっても異なるため、結城さんちでは湯通しの職人もいらっしゃいます。
お仕立て前にさんちに戻り、専門の職人が、手の感覚を頼りに糊の落とし加減を調整します。
結城紬が再びさんちに戻り、湯通しされることを、「結城紬の里帰り」とも呼んでいます。

より詳しい工程が知りたい方は
こちらをご覧ください ↓

ちょっといい、
ずっといい、
結城紬
結城紬は、着れば着るほど経年変化するため「育てるきもの」と呼ばれています。
着ていくほどに節が取れ、生地の光沢感が増し、柔らかな風合いに変化していきます。
結城紬は、着れば着るほど経年変化するため「育てるきもの」と呼ばれています。着ていくほどに節が取れ、生地の光沢感が増し、柔らかな風合いに変化していきます。
結城紬を愛用している
スタッフの声
一生楽しめる結城紬
入社したての頃に購入した結城紬は、今年で育てて24年、艶感が増し、絣柄が鮮明になるなど、見た目にも分かる程に経年変化しました。人生を共に歩んでいる結城紬は、私の一生ものとして楽しめるきものだと心から感じています。着心地の良さにも惹かれ、今ではすっかり結城紬リピーターになってしまいました。
入社24年目 きものやまとセレオ国分寺店 店長
入社24年目
きものやまと
セレオ国分寺店
店長


育てていきたい結城紬
結城紬はほっこり感があるのに光沢もあり、軽さとあたたかさが格別です。自分の1枚を持てたことが本当に嬉しくて、仕立て上がった日は、柔らかい手触りを指先でずっと感じていました。私の結城紬は、無地感の中にグラデーションがあり、モダンな雰囲気。年齢関係なく、その時々に合った着こなしをしていけるのではと思っています。もっともっと柔らかな風合いに育てていきたいです。
入社3年目 きものやまとイオンモール羽生店 スタッフ
入社3年目
きものやまと
イオンモール羽生店
スタッフ



会期・会場詳細・ご来場予約
2023年12月14日(木)より
全国10会場にて順次開催
東京会場Ⅰ
東京会場Ⅰ

奥順 / 縞屋 / 西村織物

受付:10時〜18時30分(最終日は〜16時)
プレセール:12/13(水)16時〜
やまと本社ビル 10階 にて開催
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-3
大阪会場
大阪会場
